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「リスクアセスメントを知っていますか?」

「リスクアセスメントを知っていますか?」

今回はリスクアセスメントについて取り上げていきたいと思います。

職場における労働者の安全と健康の確保をより一層推進するため、リスクアセスメント及びその結果に基づく措置の実施に取り組むことが努力義務とされ、労働安全衛生法が平成18年4月1日より改正されました。

ある建設現場で労働基準監督署の臨検(法規の遵守状況や不審点の確認のために、現場まで出向いて立ち入り検査する事)において罰則規定なしの是正勧告・指導票が出された。
原因は、現場代理人が法改正を認識しておらず、質問に答えられなかった。

監督官が「あなたはリスクアセスメントを知っていますか?」との質問に職長が答えられなかった為に是正勧告・指導票が出されたという事。

ではどうすれば良いか、私が前職の現場監督時代に学ばせて頂いた資料をもとに考えていきたいと思います。

建設現場におけるリスクアセスメントとは、作業内容を詳しく把握し、現場や作業に隠れている危険(リスク)を、①工事の計画段階、②毎日の安全工程打合せ時、③作業開始前等に、調査(アセスメント)洗い出し「特定」して、その災害大きさを見積もって、危険度を判定(評価)し、危険をなくすこと(除去)や、減らすこと(低減)の優先順位を決めて、必要な措置を実施することです。

① 工事の計画の段階では 施工計画書、作業手順書を作成する。
② 毎日の安全工程打合せにより作業間連絡調整をする。
③ 作業開始前では ATKY活動を確実に実施する。
これらが確実に実施されていれば労働安全衛生法の求める努力義務が果たされていると考えられます。

監督官が「あなたはリスクアセスメントを知っていますか?」との質問に
「災害事例などを参考にして作成した作業手順書により、安全工程打合せに出席して、ATKY活動を確実に実施しています。」と明確に答えれればOKです。

参考資料→事例でわかる 職場のリスクアセスメント