【石川県志賀町でのボランティア活動 – 過去の経験が教えてくれた「つながり」の大切さ】
はじめに
こんにちは。野々村卓です。2024年3月10日、私は石川県志賀町で能登半島地震の復興支援ボランティアに参加しました。この活動を通じて、改めて「つながり」の大切さを実感しました。実は、今回の石川県での活動をしながら、以前参加した岡山県倉敷市真備町での西日本豪雨災害復興支援活動を思い出しました。今回は、その2つの経験を振り返りながら、私の中で大きくなった「社会に貢献したい」という思いをお伝えします。
石川県志賀町でのボランティア活動
3月10日のボランティア活動では、倒壊したブロック塀の瓦礫を撤去し、トラックでゴミ処理場に運搬する作業に参加しました。助手席には、志賀町で出会った若いボランティアの仲間が乗り込み、的確なナビゲーションをしてくれました。彼の助けがあったおかげで、作業は非常にスムーズに進みました。
彼のような若い世代が積極的にボランティア活動に参加している姿を見て、私は大きな感動を覚えました。彼は今回で9回目のボランティア参加だと言い、その情熱と責任感に感銘を受けました。また、大阪府豊中市からの職員の方々も、自らゴミ収集車を持ち込み、私たちと共に瓦礫の積み込みを行っていました。このように、多くの人々が一丸となって地域の復興に貢献している姿勢に、改めて「つながり」の大切さを感じました。
岡山県真備町での経験
今回の石川県での活動を行いながら、私は2018年の西日本豪雨災害で被災した岡山県倉敷市真備町でのボランティア活動を思い出しました。真備町では、小田川とその支流が決壊し、多くの家屋が浸水しました。私は、被害を受けた木造家屋の解体作業に参加し、土壁を取り壊して内部を乾燥させる作業を手伝いました。
その日の気温は35度を超え、猛暑の中での作業は非常に過酷でしたが、ボランティア仲間との一体感が私の支えになりました。汗だくで体力を使い果たすほどの作業を終えた後、家主さんから「ありがとう」と言われた瞬間、疲れが一気に吹き飛んだのを覚えています。このような活動を通じて、人々とのつながりを強く感じることができました。
社会貢献への思い
今回の石川県志賀町でのボランティア活動は、岡山での経験を再び思い起こさせ、私にとって大切な「社会貢献」というテーマをより強く意識させるものとなりました。どんなに小さな支援でも、手を差し伸べることで繋がることができる。その繋がりが、被災地の復興にとって大きな力になることを実感しています。
建設業に携わっている私としては、災害時には私たちの技術や経験を活かして、少しでも役に立てることにやりがいを感じています。これからも、このようなボランティア活動に積極的に参加し、少しでも多くの人々の力になれればと思っています。
最後に
石川県志賀町でのボランティア活動、そして岡山県真備町での経験を通じて、私は「つながり」の力を改めて感じました。災害時の復興支援活動を通じて、さまざまな人々と協力し合うことで、私たちは少しずつでも社会に貢献できることを確信しました。これからも、私自身ができることを見つけて行動し続けていきたいと思います。